学生時代、特に中学生や高校生のときは、英語の勉強において記憶重視の教育を受けてきたと思います。単語を覚えるのにノートに10回書いたり、日本語の単語から英単語を類推したりするテストなどをよくやったと思います。これは、「インプット」です。
英語学習におけるインプットとは
英語学習におけるインプットは、たとえば次のようなことです。
- 英単語・文法・コロケーションを覚える
- 英語の本や漫画を読む
- 英語で映画やアニメを観る
読んだり、観たり、覚えたりするような、知識を中へ入れることをインプットと呼びます。
英語学習におけるアウトプットとは
英語学習におけるアウトプットは、たとえば次のようなことです。
- 英会話を行う。
- 英語で文章を書く。
- 英語でスピーチする。
話したり、書いたりするような、知識を自分の外へ出すことをアウトプットと呼びます。
また、自分が体験したこととそこから何か気づいたことを、誰かに説明するかように、記録するのも一つのアウトプットの方法です。
そしてこれを教育心理学の世界では、「外化」と呼びます。
外化について
外化とは、自分の中にある不明瞭なものを外に出すことで、わかっていることとわかっていないことを認知可能なものにする行為です。
よくしゃべる人、特に女性なんかはおしゃべりしながら頭を整理していきますよね。
それも外化のひとつです。
理解したと思っていることを人に説明するように話したり書いたりすることで、わからないことが新たに見つかったり、新たな気づきを得られたりします。
この外化は、英会話でも、ものすごく重要な行為です。
インプットとアウトプットの関係性
インプットとアウトプットの絶対的な関係性は次の通りです。
インプット > アウトプット
なぜなら、インプットしたことしか、アウトプットできないからです。
知らない言葉は話せませんし、知らない考えにはなりません。
どこかでインプットしたからこそ、アウトプットできるようになります。
クリエイティブな仕事もアイデアのヒントによると、既存のアイデア同士を組み合わせたものです。
しかし、重要性は次の通りです。
インプット = アウトプット
どっこいどっこいです。
なぜなら、インプットが増えなければ、アウトプットのバラエティも増えません。
アウトプットしなければ、自分の中だけで完結します。
そして、最強英語脳を作るによると、インプットとアウトプットは全く異なる脳を使用するため、どちらも使わない限り成長しません。
つまり、インプットとアウトプット両方を練習しないと上達しないということです。
インプットを向上させる方法
インプットを向上させるためには、記憶力を向上させる必要があります。
そして、重要なことがもう一つあります。
昔行ったような、英単語をカードに書いて学習したり、英単語をノートに何度も書いて覚えるという方法もありますが、楽しいと思えていないのなら、無理にやるべきではありません。英語が嫌いになってしまいます。
インプットを向上させるためには、いろんな方法があります。
など、インプットする過程は、必ずしもつまらないことにする必要はありません。
楽しながら、楽しみながら、英語の言葉や表現をインプットすることが可能なのです。
アウトプットを向上させる方法
書けるようになりたいのなら、日記を書いたり、同時通訳者の英語ノート術&学習法を仕事をしながら実践したりすることで向上していきます。
これも英語を話せるようになりたいのなら、話す練習をします。DMM英会話などのオンラインスクールから始めるのが値段的にも手軽さ的にも質的にも一番おすすめです。
まとめ
- インプットは、知識を中へ入れること
- アウトプットは、知識を自分の外へ出すこと
- インプットしたことしか、アウトプットできない
- 全く異なる脳を使用するため、インプットの学習もアウトプットの練習もどちらも重要
- インプットは記憶力を向上させることも重要
- インプット学習はつまらない方法以外にも楽しい方法がある
- アウトプットの練習には、DMM英会話などのオンラインスクールから始めるのが一番おすすめ
できることから、無理せずやっていきましょう。