英語学習においてやる気が出ない日というのは、いつしか必ずやってきます。
その原因は様々ですが、「英語ができるようになりたい」とか「英語が話せるようになりたい」という思いはあるものの、手が進まない場合は、ドーパミンの不足が原因の可能性があります。
脳内物質ドーパミンってなに?
脳の中には、脳内ホルモン(神経伝達物質)が存在します。
聞いたことがある方も多いと思いますが、ドーパミンもその一つであり、快楽と関係していることで有名ですね。
ドーパミンは「楽しい!」などの快楽の感情の他にも、実は、運動調節、ホルモン調節、そして学習意欲を含む意欲全般の増減に関係しています。
「したい」とか「やりたい」というやる気があって行動を起こす場合に、ドーパミンが作用し、行動に移すことで我々は学習していきます。このように、やる気を発生される学習の強化因子としてドーパミンは働いてくれています。
ドーパミンを増加してやる気をみなぎらせる8つの方法
あらゆる方向からドーパミンは増加させることができます。
次の7つの方法をみていきましょう。
笑おう
常に楽しそうな人は、幸せそうですよね。
ドーパミンもたくさん出ています。
つまり、実際に幸せなのです。
「笑うこと」は、医学的にも免疫力向上、脳の活性化に役立つことが認められています。
楽しむこと、笑うことというのは、思考と深い関係があります。
「楽しい出来事を経験したから笑う」のではなく、思考を変えて、「笑うから楽しくなる」と考え、たくさん笑うことを心がけましょう。そうすれば、いつか本当に楽しくなります。
いつも笑顔でいることを心がけていると、脳が活性化されることも実証されています。
不平不満など批判的なことを言うクセがあると、ドーパミン量は逆に減少していきます。
運動・エクササイズをしよう
運動と脳科学の名著である「脳を鍛えるには運動しかない! 最新科学でわかった脳細胞の増やし方」でも書かれているのが、運動の素晴らしい効果です。
特に、ランニングなどの運動はドーパミンを放出させ、ドーパミンは気持ちを前向きにしてくれます。そして幸福感が高まり、注意システムを活性化させることができます。
「注意システムを活性化させる」というのは、簡単にいうと英語学習の際に集中力が上がるということです。
つまり、運動することで、「やる気」と「集中力」の両方を獲得することができるのです。
しかも、それだけではありません。
運動を習慣化させると、脳のドーパミン貯蔵量を増やすことができます。
さらに、ドーパミン受容体を作る酵母がより生成されて、脳の「報酬中枢」にある受容体そのものが増えます。
小さいことにも感謝しよう
「感謝」することはとっても大事です。
感謝は喜びを生みます。喜びは、快と深く関係しており、ドーパミンを発生させます。
「そうか、では感謝しよう!」と思ったとしても、最初は難しいものがあります。
そうです、感謝するというのは一種のスキルととらえた方がいいのです。
その感謝するコツは、英語学習継続のコツはこの3つのポイントを知っているかどうかの違いでも伝えています。
良質な睡眠をとろう
睡眠障害は、脳内物質の放出を妨げます。
寝不足はダメということです。
寝不足というのは生活習慣やストレスなど、いろいろと絡み合っています。
慢性の睡眠不足は精神的な不安定にさせ、イライラしたり怒りっぽくなったり、病気になったりまします。
夜に眠れなくなって、朝に起きないという場合、自律神経や食生活にまで悪影響がでてきます。
睡眠にはテアニン、ストレスにはGABAが必要です。
好きなもの・おいしいものを食べよう
好きなものやおいしいものを食べると脳からドーパミンが放出されることがあります。
お寿司でも焼肉でもラーメンでもフランス料理でもなんでもよいです。
好きなものを極力食べるようにしましょう。
自分にご褒美を与えよう
脳の「報酬」にかかわる「報酬中枢」というものがあります。そこにドーパミン受容体があり、ドーパミンと結合します。
言い換えると、ドーパミンは、報酬と深く関わりがあります。
そのため、ご褒美を与えられると、脳内に、ドーパミンが放出されるようになっています。
ご褒美を決めることができるのは、親や上司だけではありません。
自分でご褒美を決めてもいいのです。
- 1週間連続で英語の勉強を5分でもしたら、欲しかったアレを買ってもいい。
- 1週間以内にこの映画の英語を聞き取れるようになったら、好きなものを食べてもいい
など、自分でルールを作ってやると、楽しさも倍増です。
恋愛をしよう
心がときめいたり、ドキドキしたりするとドーパミンが増加します。
心がときめくというのは、恋愛に代表することです。
ただ、恋愛を実際にしなくても、美しい写真やものをみたり、何か本を読んで素敵なストーリーに感動したり趣味に勤しんだり、仲の良い友人とお話ししたりするだけでも大丈夫です。
栄養バランス
ドーパミンは、栄養源は、たんぱく質です。
必須アミノ酸やアミノ酸を含む食品を取ることがそもそもドーパミンを生成するために重要なこととなります。
ドーパミンを生成には、必須アミノ酸、ビタミンB群(特ビタミンB6、ナイアシン)、ミネラル(鉄)を摂取する必要があります。
必須アミノ酸は大豆食品、お肉(牛肉、鶏肉、豚肉)、魚に多く含まれます。
ビタミンB群(特ビタミンB6(ピリドキシン塩酸塩)は、とうがらし、米ぬか、にんにく、バジル、パセリなどに含まれています。
ナイアシンは、まいたけ、たらこ、かつお節、コーヒー、ココアなどに含まれています。
ミネラル(鉄)は、ひじき、いわのり、あさり、パプリカなどに含まれています。
特に成長期の子供は必須アミノ酸が成長のために不可欠であり、不足しがちにもなります。
食事で摂取を心がけ、補助的にサプリメントを使用するのが賢い摂取の仕方です。
アミノスパルタンGOLDは、必須アミノ酸がバランスよく摂取できます。
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